リニア中央新幹線は、東京・大阪間を約1時間で結び、数百kmという距離の壁をなくします。このため、約7千万人の人口が集中し、経済や文化の活力がみなぎった地域があたかも一つの都市のように機能する大交流リニア都市圏が誕生します。
これにより、東京圏、名古屋圏、関西圏の3大都市圏がそれぞれの特色を発揮しつつ一体化し、世界からヒト、モノ、カネ、情報を引き付け、世界を先導するスーパー・メガリージョンを形成し、各都市圏間の経済、産業、文化等が対流・融合することで新たなイノベーションが創出されていくことが期待されています。
また、リニア中央新幹線中間駅の活用により、これまで大都市都心部でのみ立地可能であった都市機能が沿線地域においても立地する可能性が高まり、人々のライフスタイルに変化をもたらすなど、様々な波及効果を生み、暮らしの質の向上や経済活性化をもたらします。
2015年(平成27年)8月に閣議決定された国土形成計画(全国計画)においても、「リニア中央新幹線によるスーパー・メガリージョンの形成」、「リニア中央新幹線の早期整備・活用を通じた対流の促進」が位置付けられています。
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